【2020/8/22追記あり】【実録】住宅ローン借り換え記(イオン銀行)

住宅ローンの借り換えしました。書類等面倒な事も多いし、借り換えの途中もどのような事を行う必要があるのか、順を追って記事にしてみました。
目次
事前審査申し込み
私は信用金庫で住宅ローンを組んで10年とちょっと。当初5年は固定金利でその後は変動金利に自動的に変更となり、現在金利が何パーセントなのかもわからない状態でしたが、手元にある資料を見ると金利が約2%でした。
インターネットで住宅ローンの金利を調べてみると、世の中の金利がだいぶ安い事を知りました。ざっくり同じ条件でシミュレーションすると毎月返済額が1.5万円くらい安くなりそうでしたので、インターネットで事前審査を申し込める下記の銀行をチョイスして申請してみる事にしてみました。
イオン銀行(https://www.aeonbank.co.jp/housing_loan/)
じぶん銀行(https://www.jibunbank.co.jp/products/homeloan/)
東京三菱銀行 ネット専用住宅ローン(https://homeloan.bk.mufg.jp/netlp/shinki.php)
りそな銀行(https://www.resonabank.co.jp/kojin/jutaku/?bank=rb_unite)
ジャパンネット銀行(https://www.japannetbank.co.jp/service/loan/housing/index.html)
申し込みは令和2年1月2日の午前中。どこの銀行もインターネットで申し込むのに30くらいかかりました。
その際に、融資金額の残金、住宅ローンの残期間、所有物件の情報(平米数等)、銀行によっては同居家族の情報(同居家族の収入があるのか等)を申告する必要があります。
事前審査の必要な情報
〇本人確認書類(免許所・パスポート・個人番号カード、住民票の写し等)
〇利用中のローン返済表(借入残高、残りの返済期間、金利)
〇勤め先の情報(会社名、入社年月日、前年度年収等)
全ての銀行のインターネットでの事前審査を終わった頃には、もう完全に疲労困憊でまるで抜け殻のようでした。
なんと!申し込み当日に事前審査の結果電話
その日の夕方、携帯電話に一本の電話がかかってきました。それはイオン銀行でした。まさかお正月に電話がかかってくるとは思ってもみなかったのですが、申請ミスの電話かと思いきや事前審査問題ないというお電話でした。あまりの速さにビックリしました!
当初は借り換えをインターネットだけで済ませられる銀行をと思っていましたが、事前審査だけでもどまどう場面もあり、近くのイオン銀行に相談を兼ねて手順だけでも教えてほしいと伝え、数日後に店舗に行く予約をしました。
仮審査申し込みの数日後、イオン銀行にとってもラフな格好でありったけの資料(現在の融資先の資料と自己保有の不動産資料)を持って話を聞きに行きました。店頭のNさんが本審査に必要な書類をその場でコピーして申請にまわしていただいたので、私は不足だった書類のみ自宅でスキャンし、インターネットでアップロードする事にしました(これが結構面倒です)。
この時には、まだ他の銀行から事前審査の返事もない状態でしたが、もう色々と面倒なのでイオン銀行で本審査を申し込み承認が下りればイオン銀行に借り換えしようと思うようになりました。
本審査に必要な書類
〇源泉徴収票(入手先:勤め先)
〇住民税決定通知書または課税証明書(入手先:勤め先、市区町村役場)
〇対象物件の不動産売買契約書(本人所有)
〇対象物件の重要事項説明書(本人所有)
〇対象物件の建築工事請負書(本人所有)
〇対象物件の配置図・平面図・間取図・立面図(本人所有、新築時に建築確認の申請をしたもの)
〇対象物件の建築確認済証(本人所有)
〇対象物件の検査済証(本人所有、建築確認の申請を行い、検査を受けたもの)
〇土地の公図・地籍測量図(本人所有)
〇土地の建物図面・各階平面図(本人所有)
〇土地・建物の不動産登記簿謄本(共同担保目録付きの全部事項証明書)
〇住宅地図または物件案内図
※私の場合は、上記の他に土地を購入した際の新聞折り込みチラシも提出
借り換えた際のメリットと返済シュミレーションを二通り作っていただき、現在より毎月約1.7万円安くなる事がわかり、このままイオン銀行で借り換えを進める事にしました。借り換えの際の手終料で約100万円を用意していましたが、イオン銀行の場合、通常借り換え手数料は借り換えの金額に組み込間れるようで、現金は必要ありません。また、団体信用生命保険も無料ですし、印紙代も必要ありませんでした。
イオン銀行の本審査を待つ間もイオン銀行Nさんが頻繁に電話を下さり、本審査が〇〇日に承認される予定で、1月末日には借り換え実行できます!との話もあり、あれよあれよと話が進みました。これは本当に助かりました。
本審査提出が1月8日でしたが、書類の不備(自分で保有している書類がなかなか見つからなかった)もあり、本審査が下りたのが1月17日になりました。メールの他、郵送でも通知が届きました。
本審査が無事におりた後にやる事
そこから1月末に借り換え実行するためにやる事は、
現在借りている銀行に電話を入れ住宅ローンの借り換えを行う事を伝え、以下を確認する。
〇一括返済の総額(手数料込み)
〇一括返済可能な最短日
〇返済金額の振込先(通常は現在引き落としされている口座)
〇抵当権変更の為の手続きを司法書士に行ってもらう旨を伝える
信用金庫に電話でイオン銀行で住宅ローンの借り換えを行う事を伝え、一括返済の総額等を電話で問い合わせると、書類が支店にないので完済額が判明するのに3日かかるとかなり遅い反応でした。
住宅ローンの一括返済額
私の場合の一括返済額は、返済金額+手数料約6万円+抵当権抹消手数料約1.5万円でした。
ここからイオン銀行のNさんにも協力していただき、動きの遅い信用金庫に直接電話を入れていただき、話をどんどん進めていただいて、なんとか1月末に借り換え実行となりました。
イオン銀行での最終手続き
再度イオン銀行に出向き、契約手続きと抵当権変更(現在借入銀行からイオン銀行への変更)の手続きをお願いするイオン銀行が手配した司法書士さんと委任状作成を行いました。委任状作成は司法書士さんが作成した書類数枚に住所、名前、捺印するだけです。
以下が契約時に持参するものです。
実印、普通預金届出印、印鑑証明書2通、登録識別情報(旧権利書)、本人確認書、イオン銀行カード。印紙代は必要なし。その他、司法書士代(司法書士報酬料、抵当権の登録免許料等)合計17万円が必要ですが、イオン銀行のVISAカード決済できるという事なのでカード決済にしました。
借り換え実行
借り換え実行当日(1月末)は仕事で予定があったので、その前に信用金庫に出向き預金通帳を預けに行きました。何故なら、借り換え当日に信用金庫の口座にイオン銀行が一括返済金額を振込、その後、信用金庫が私の口座から一括返済金額を払い出しを行う手順だからです。
借り換え実行当日は、イオン銀行から借り換え実行が終わった連絡がありました。
実行から数日後、再度信用金庫に出向き通帳を引き取り。
実行から2週間後に、抵当権がイオン銀行に書き換えられた住宅と建物の権利書と登記完了書が司法書士さんから配達証明郵送で送られてきました。
これで住宅ローン借り換えの全ての作業が終了となりました。
実際に行ってみるとわからない事だらけでしたので、ネット取引だけの銀行だと自分でも最後までちゃんと出来ただろうかと思ってしまいました。
最後にイオン銀行で住宅ローンを組むと、無料でイオンのVISAゴールドカードになり、そのカードでメリットが色々とありますが、個人的には仕事で飛行機に乗る事もあるので、日本の空港でラウンジに無料で入れるのがちょっと嬉しかったです。
【2020/3/19追記】
繰り上げ一括返済した日から約一か月半が過ぎ、一括返済したした信用金庫の保証会社である全国保障から保証料返戻のお知らせがハガキ届き、〇〇万円返戻される事になりました。想像外だったのでプチボーナスでした!
【2020/8/22追記】
以前住宅ローンを組んでいた信用金庫より、住宅ローン借り換えを行って一括返済した為、住宅ローンを組む為に出資していた出資金(信用金庫でローンを組むには最低5万円の出資が必要)が返済された旨の郵便が届きました。住宅ローンを借り換えて八ヶ月。やっと信用金庫とのお付き合いが終わる事になりました。
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