ワシントンD.C.は首都として設計された計画都市!

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ワシントンD.C.は計画都市
アメリカのワシントンD.C.は、ニューヨークから約300km、どこの州にも属さない「コロンビア特別区」にあり、アメリカの首都として設計された計画都市だそうです。アメリカにはワシントン州がありますが、ワシントン州はシアトルがありすぐ隣はカナダです。間違えやすいですが、ワシントン州=シアトル、ワシントンD.C.=首都という事になります。
広大に敷地を有するアメリカですが、ここワシントンD.C.に来ると、土地の広さ、緻密に計画された都市だという事を認識せずにはいられなくなります。
とっても不思議なのですが、ニューヨークで感じたアメリカはなんでも適当な感じで、ある意味何でも自由で自己責任。信号守らず、ゴミが散乱している場所もあり、日本人の私からすると“適当だな”の一言に集約されてしまうのですが、フィラデルフィアやボストン、ここワシントンで感じたのはアメリカは自己責任ながら秩序がある程度保たれているのと色々な事柄が約100年も前から緻密に計算されていて、アメリカ人は全然“適当”ではないという事です。
はたして広大な土地が日本にあったとして、ワシントンのような政治の為の計画都市をつくる事が出来るのか?と思ってしまいます。
ワシントン記念塔
「ワシントン記念塔」は、初代大統領「ジョージ・ワシントン」の偉業を称えて建てられた塔で、このように歴代の大統領を記念した棟や建物が多数存在します。
リンカーン記念館
こちらは、エイブラハム・リンカーン大統領の像がある記念館。カッコいい建物です。よく映画に出てきますね。
建物の周りには柱が36本あり、目の前までいくととても大きな建物だと実感します。
建物の中には大理石で出来たエイブラハム・リンカーン大統領が椅子に座っている座像があります。この座像も映画によく登場するので見た事ない人はいないのではないでしょうか。リンカーンが正面に見ている方向に国会議事堂があります。
像の両サイドの壁には、リンカーン大統領がスピーチした有名な言葉が壁一面に刻まれていて、観光客の方も多数読んでいました。
真横から見たリンカーン像です。とにかくデカくて迫力があり、リンカーンの顔は何かを決意したような凛々しくて力強い顔をしております。
リンカーンの正面に位置するのが国会議事堂です。ここはよくテレビで見る大統領の就任演説が行われる場所です。
こちらの門はホワイトハウスの門です。ここから車の出入りをするようです。
ホワイトハウスが意外に小さい?
こちらがホワイトハウスです。何もなければ建物の正面の道路まで行く事が出来ます。もし、警備上の行事があり建物の正面道路に行けなくなる時は、SNS等に情報が出るとの事です。その場合でも数時間で警備は解かれるのが一般的だそうです。
ホワイトハウス、実はすごく小さくてビックリしました。大統領のオフィス住居なので、よく考えたらそんなに大きい必要はないのかもしれませんが、映画で見ると実際より大きい建物のイメージでした。映画のようにあちこちへの地下通路があるんでしょうか。
世界三大がっかり(マーライオン、しょうんべん小僧、人魚姫)は有名ですが、個人的にはこのホワイトハウスもそこそこがっかりな感じで、札幌の時計台を見た時の拍子抜けた感じでした。
現在の大統領はトランプさんなので、道路に反トランプの人たちが大きな音を鳴らして抗議していたので、色々な意味で今のアメリカを見ておくのもいいかと思います。
予約すればホワイトハウス内のツアーもあるようですが、予約はだいぶ前にする必要があるようです。
アメリカ国防総省ペンタゴン
近くに行けませんでしたが、ペンタゴンもバスから見えました。あの911で飛行機が激突しましたよね。こちらもホワイトハウス同様に見学ツアーがあるようが事前予約が必要でした。建物内は撮影禁止のようですが、記者会見室のみ撮影可能のようでしたので、行ってみたかったところの一つでした。
スミソニアン国立航空宇宙博物館で月の石に触った!
最後にスミソニアン博物館の国立航空宇宙博物館に立ち寄りました。スミソニアン博物館は「国立自然史博物館」、「国立アメリカ歴史博物館」、「国立航空宇宙博物館」と大きく3っの博物館があり、時間の関係で、「国立航空宇宙博物館」を見る事にしました。
この「国立航空宇宙博物館」は、宇宙船、ロケット、航空機から月の石まで展示しており、男性には人気の観光スポットかと思います。日本の女性にはあまり人気ない(?)かもしれませんね。
アメリカやロシアのロケットが所狭しと展示してあります。
人類が初めて飛行を成功させたライト兄弟の飛行機や、
ソユーズロケットの地球帰還カプセルなど。
日本人の秋山さんが搭乗されていたもので、サインも入っておりました。
博物館には別館があり、実物スペースシャトルや戦闘機、ゼロ戦も展示してあったそうです。
博物館はかなり人気のようで人がいっぱいだった事もあり、ゆっくり見る事が出来ませんでした。
「国立航空宇宙博物館」の他「国立自然史博物館」にも恐竜の化石等も多数展示されており、2日はスケジュールを割いて見学したい場所です。
ワシントンにも半日程度しか見学の時間がなく、今回はとても残念な感じでした。時間は時間に余裕を持って来たいと思います。
ここワシントンから成田への直行便で日本に帰りました。
久しぶりのアメリカはやはり刺激的でした。そして自分なりに忘れかけていた英会話もそこそこ通じていたのは嬉しかったです。
次回、帰国便が初のビジネスクラス搭乗となりましたので、その感想をお伝えしようと思います。
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