駅舎の情景も立派な無形文化だと思うけど。。。

こんにちは、Jonです。
中学生の頃から頻繁に利用していた東京文京区にあるJR「御茶ノ水」駅。
東京に住んでいない方でもひっとしたら一度くらい見た事がある駅かもしれません。
オレンジ色のJR中央線と黄色のJR総武線、東京メトロ丸の内線が交差する駅です。

駅舎の風情がなくなる御茶ノ水駅
オレンジ色のJR中央線と黄色のJR総武線、東京メトロ丸の内線が交差する駅です。

駅舎の風情がなくなる御茶ノ水駅
駅の隣に流れる川は“神田川です”。私より年上の方はフォークソング全盛にヒットした「南こうせつ」が歌った神田川という曲を知っているかと思いますが、若い世代の人には馴染みが薄いでしょうか。
川幅は狭いですが、今でもたまに砂利(かな?)を運ぶ船が行き来しています。

JR御茶ノ水駅上の聖橋
その御茶ノ水駅の上には昭和4年に建設された大きなアーチ状の聖橋が。

JR御茶ノ水駅上の聖橋
聖橋は川を越え、車道と歩道まで続いてます。なんとも懐かしい雰囲気の橋です。

JR御茶ノ水駅
今では残り少なくなっていた昔の風情を色濃く残す御茶ノ水駅でしたが、時代には逆らえなかったようです。どこの駅でも行っているバリアフリー化、耐震化の工事が行われています。
広くないホームにエレベーターやエスカレーターを設置しなくてはならないので、設置工事は相当ご苦労されているんだろうし、その分工期も長いんでしょう。
駅の上には5階建てのビルが出来るようです。元々の川沿いの崖の上にある狭い駅だけに、その上に5階建てのビルを作る必要性があるのかなと率直に思いましたが、どの鉄道事業者も本業以外での利益を追求しないといけないような記事を読んだ事がありますので、せめて御茶ノ水に由来のあるお店がテナントとして入るといいけど。
最近どこの駅を降りても同じ店ばかりですしね。。。

JR御茶ノ水駅
駅舎の情景も立派な無形文化だと思うんです。
工事終了後、少しでも昔の面影が残ればいいな。
今でも山手線の原宿駅は昔と変わらぬ風情を保っていますが、いつまであの駅舎を見る事が出来ますかね。。。
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